高年齢者の就業と課題(3) 度重なる制度改正と定年延長 立正大学教授 戎野淑子 - 日本経済新聞

「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)」は、高年齢者等の職業の安定と福祉の増進を図り、経済・社会の発展に寄与することを目的としています。1971年の施行後度々改正され、86年には定年制度を定める場合には、その年齢が60歳を下回らないことが努力義務となり、98年からは義務化されました。そ…